子供のワキガ治療における再発の確率

ワキガ治療のリスクも知っておきましょう

医師

子供にワキガが遺伝した時、早めに治療を行いワキガを治そうと思っている親御さんは多いです。しかし、それは少々早計です。ワキガの治療や手術は100%の確率で成功するというわけではなく、リスクも伴います。ここでは、そんな治療のメリットとリスクについてお話します。

ワキガ治療におけるリスクとは

再発リスク
前述しましたが、子供の頃にワキガ治療でアポクリン汗腺を摘出しても高確率で再発します。そのため、手術を行う場合はアポクリン汗腺の発達が止まる20代後半頃が好ましいとされています。しかし、20代後半でも治療方法によっては再発する可能性がありますし、医師の腕前によっては治療跡が感染症を起こす可能性もあります。そのため、安易に治療でワキガを治すのではなく、医師と相談し、最適な手段を探すことが重要になるのです。
合併症や副作用のリスク
ワキガ治療で最も恐ろしいのが合併症や副作用です。腕の悪い医師の治療や、術後に無理に腕を動かすことによって合併症が発症する可能性があります。例えば、脇の下の傷が盛り上がりケロイド状になったり、最悪の場合壊死を起こしたりします。そうなった場合、ワキガが治っても脇の下の見た目が著しく悪化し、ワキガ以上にひどい状態になることもあります。そのため、腕の良い医師を探し、術後も完治するまで安静にしなければならないのです。
術後の生活にかかるリスク
ワキガ治療で重要なのが、術後の生活です。これはダウンタイムともいいます。ワキガ治療のために脇の下を切開、あるいは穴を開けた場合、その箇所の傷が塞がるまでは安静にする必要があります。基本的に1ヶ月は安静にする必要があり、傷が完全に塞がればまた以前のように腕を動かすことができます。しかし、その一ヶ月間で医師のいいつけを無視して腕を酷使すると、前述した後遺症が発症する可能性が高くなります。また、安静にしていても内出血や切開箇所に痒みが生じることになります。

ワキガ治療の前に確認しておきたいこと

ワキガ治療が受けられないケースはありますか?
血友病や、局所麻酔のアレルギーを持っている場合はワキガ手術を受けることができません。他にも、心臓に重い疾患や妊娠中も行うことができません。また、ミラドライのような高周波もしくは超音波によるワキガ治療を行う場合、心臓にペースメーカーがあると行なえません。それ以外に自分の体質に悩みがある時は医師に相談しましょう。
ワキガ治療に適した年齢はありますか?
手術方法にもよりますが、切らない手術方法ならば中学三年生くらいが適切です。あまりにもひどい場合はそれ以下の年齢でも相談すれば適切な治療方法を紹介してもらえます。ワキガがあまりにもひどく、子供がいじめにあっているなどの場合は早めに相談しましょう。
診断前の注意事項などはありますか?
ワキガの診断というのは、最終的には実際に臭いをかいで判別することになります。そのため、シャワーを浴びて清潔にしていたり、消臭剤で臭いをごまかしたりしていると正確な状態がわかりません。よって、相談日はシャワーを浴びず、消臭剤も塗らずに診断を受けましょう。

病院ではプライバシーへの配慮も徹底している

ワキガは、デリケートな問題です。特に思春期の子供の場合、ワキガが大きなコンプレックスになっていることは多いです。そのため、病院でバプライバシーの配慮が徹底しており、周囲にワキガだということが漏れる可能性はありません。また、診断時に隠し事がある場合、正確な診断ができないので、診察時は恥ずかしがらずに悩み事はなんでも相談しましょう。

日常生活から子どもへのワキガ対策を行う

日常生活の見直しで子供のワキガ対策を行うことができます。ここでは日常生活におけるワキガ対策を紹介します。

親子でできる【お風呂のワキガ対策術】

汗を普段あまりかかない場合、顔や脇に集中して汗をかいてしまうことがあります。よって、ここでは親子でできるお風呂場の汗かきトレーニングを紹介します。

浴槽にお湯をはる

まず、少し集めのお湯を張ります。そしていきなり肩まで浸からずに両手両足を10分ほど浸け、体の末端から体を温めます。お湯の温度はだいたい44度位が好ましいです。それ以上熱くすると子供の肌だと火傷する可能性がありますし、のぼせる危険があります。

全身・半身浴を行う

体を温めたあとはお湯を33度ほどまで冷まします。そして半身浴を行います。半身浴は、だいたいみぞおちくらいまで体をお湯に浸け15分ほど時間をかけて体をゆっくり温めていきます。半身浴でも体は十分に温まるので風邪をひく心配はありません。

【重要】お風呂から上がる

最終的に肩まで浸かり、体の汗を流してからお風呂からあがります。この時体が濡れたままにならないように丁寧に体を拭きましょう。風呂あがりは非常に体が熱くなっていますが、クーラーなどで急激に冷やさないようにしましょう。

お風呂に入る際の補足情報~使用する石鹸について~

脇を洗う時の注意点として、ゴシゴシ強くこすらないようにしましょう。肌に刺激を与えることになりますし、脇の下の臭いを抑える善玉菌も一緒に除菌してしまう可能性があるからです。そのため、ワキガ対策で強く洗うのはNGとされています。また、使用する石鹸もワキガ対策の場合、重曹石鹸とミョウバン石鹸の二種類を使用することで臭いを大幅に抑えることができます。

石鹸の種類によって適した洗い方も異なります

重曹石鹸
ワキガ対策には石鹸による体洗いも重要です。重曹石鹸で体を洗う時は少量を手に取り、優しく脇の下を洗います。こすり過ぎには注意しましょう。
ミョウバン石鹸
次に、ミョウバン石鹸で脇を洗います。重要石鹸で体を洗ったあとミョウバン石鹸で洗うことによりワキガ対策が行なえます。洗い方は重曹石鹸と同じく、優しく洗うことが重要となります。

水分補給は忘れず行なってください

汗かきトレーニングの締めくくりは水分補給です。汗で流れた分の水分を水で補給しましょう。生姜は汗をかく機能を高めるので、生姜とはちみつを混ぜたドリンクがおすすめです。夏ならば麦茶も水分補給に適しています。

TOPボタン